札幌の住所の基点のすぐそばに位置し、市民へと時間を教えてくれるさっぽろテレビ塔。その札幌における存在感はいまだに絶大です。夏はビアガーデンがにぎわい、冬には綺麗なイルミネーションが施されます。今回はそんな札幌のシンボルにスポットライトを当てます。
昭和28年、日本でテレビ放送が開始され、昭和31年には札幌にもテレビ放送に必要となる高い鉄塔を作ることになりました。その場所の候補は、手稲山の頂上と今現在の大通り西1丁目の2箇所でした。しかし、札幌の観光名所として大通を有名な場所にしていきたいという市民の想いもあり、現在の位置にテレビ塔が建設されることになりました。
テレビ塔の設計は、名古屋テレビ塔、2代目の通天閣の設計も手掛けた内藤多仲氏に任せられました。彼は、札幌テレビ塔を設計した後に、東京タワーの設計も行っています。そう、いわばさっぽろテレビ塔は東京タワーのお兄さんなのです。
昭和31年6月9日に着工された工事は急ピッチで進められ、翌年昭和32年の7月末には完成しました。塔の高さは147.2m。また、90.38mに位置する展望台からは札幌が一望でき、当初の目的どおり観光スポットとなりました。
今では全国のゆるキャラブームのさきがけとなった「テレビ父さん」というがキャラクターが人気を博しています。テレビ塔の完成で、大通の様子も大きく変わり、テレビ塔周辺には様々な施設が完成していきました。テレビ塔は大通りの「父」なのかもしれません。
札幌の発展をずっと見守り続けてきた「お父さん」が、これからも札幌の街を、人々を見守り続けてくれることでしょう。
サッペディアは札幌市民のための地域見どころ再発見辞典です。
※この情報は2012年11月25日時点のものです。事前にお問い合わせ先で最新の情報をご確認の上、お出かけください。お問い合わせの際には「びもーるを見た」とお伝え下さい。
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