まだ太平洋戦争前の1931年、大倉喜七郎男爵が私財を投じて札幌宮の森の地にジャンプ台を建設し、その翌年に札幌市へ寄贈するという喜ばしい出来事がありました。そのジャンプ台は「大倉シャンツェ」と名付けられました。
大倉シャンツェは1940年に開催が予定されていたオリンピックにて五輪のジャンプ台となるはずでしたが、戦争の影響から日本でのオリンピック開催そのものが見送られました.それから時は流れ、1972年の札幌オリンピックの時にやっと晴れて五輪のジャンプ台となることが出来ました。
オリンピック開催へ向けた施設大改修の後、競技場の名前であった「大倉」にはじめて「山」という字が付け加えられ、今でもおなじみの「大倉山ジャンプ競技場」という名称に改められました。大倉山という山に建てられたのではなく、後に大倉山という名称がつけられたのはあまり知られていない事実です。
大倉山は札幌の中心街へ向かって飛び出すジャンプ台として抜群のロケーションにあり、日本国内には数少ないK点120mのラージヒルのジャンプ台として数多くの大会が行われています。
サッぺディアは札幌市民のための地域の見どころ再発見辞典です。
文責:びも〜る編集部
※この情報は2010年4月26日時点のものです。事前にお問い合わせ先で最新の情報をご確認の上、お出かけください。お問い合わせの際には「びもーるを見た」とお伝え下さい。
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