紅葉の季節が到来。
行き先も決めないドライブでたどり着いたのは、かつて炭鉱の町として栄えた夕張でした。
車を走らせていると、いつしかハンドルは夕張方向へ。
そう言えば夏は遊園地、冬はスキーをしに夕張までよく出かけましたが最近はご無沙汰しています。
のんびりと車を走らせ到着した久しぶりの夕張の町はとても静かでした。
それにしても昔懐かしい映画看板がレトロな雰囲気を思い切り醸し出しています。
これらは平成12年頃に町おこしの一環で作られたのですが、こういう「三丁目の夕日」的な雰囲気は嫌いじゃないので、いくつもある看板をひとつひとつ眺めながら歩いてみました。
昭和の町に迷い込んだみたいです。
懐かしい映画看板の町並み
しばらく歩いているとお腹も空いてきました。
お昼にしようとあたりを見回したのですがシャッターの閉まっているお店が多いですね。
しばらくして鹿の谷駅にある『バリー屋台』という屋台村を見つけました。
ここはホテルマウントレースイの近くということで観光客の方もたくさんいます! よかった。
屋台村 バリー屋台
屋台村には何軒もお店があり迷いましたが名物という文字が目に留まりカレーそばを注文しました。テーブルに『ど~ん!』と運ばれてきたカレーそば。
見た目はごつくて、器からルーが溢れかけています。
一口食べてみると予想外の旨さにビックリしました。
しっかりと出汁が聞いていて、カレーとそばの相性ばっちり。
本当においしかったです。
豚肉とルーがこんもり カレーそば
それにしてもなぜ夕張の名物がカレーそばなのか?
お店の人に聞いてみました。
かつて夕張が石炭の町として繁栄した頃、疲れて食欲も無い炭鉱の男達が「蕎麦とカレーなら喉を通る」という発想で始まったそうです。なるほど…。
カレーそば いただきます!
お腹がいっぱいになり屋台村を出た後は『幸福の黄色いハンカチ思い出広場』に行ってみました。
幸福の黄色いハンカチは山田洋次監督の作品で第一回日本アカデミー賞をはじめとする多くの賞に輝いた映画です。
40年近くも昔の作品ですが、ロケ地が今も大切に残っているんですね(入場料 大人540円、子供330円、シニア440円)。
幸福の黄色いハンカチ思い出広場
そろそろ帰路に向かおうと急いでいたのですが『ぱんぢゅう』と書かれたのれんが気になるお店を発見しました…。
カレーそばを食べたばかりですが、甘いおやつが欲しいなぁと足を止めて中に入ってみました。
ぱんぢゅうと書かれたのれん
のれんをくぐると店のおばちゃんと近所の方がテーブルで仲良くお茶飲み話の真最中でした。
さっそく、ぱんぢゅうを一つ注文。
半球型の焼き饅頭のような見た目で、中は甘めを抑えた餡が入っていて素朴で懐かしい味です。
優しそうなおばちゃんが入れてくれた番茶を飲みながら私も話の輪に入りました。
ぱんぢゅう
特に面白かったのが、夕張出身の双子のアイドルの話。
おばちゃんによると学生の頃はよくこの店にぱんぢゅうを食べに来ていたそうです。
まるでタイムマシンで昭和の時代に来てしまったようです。
普段は人見知りの私ですが、まるで知り合いのように話ができました。
夕張は賑やかな観光スポットというわけではありませんが昔懐かしいレトロな雰囲気に浸る休日となりました。
※この情報は2016年12月7日時点のものです。事前にお問い合わせ先で最新の情報をご確認の上、お出かけください。お問い合わせの際には「びもーるを見た」とお伝え下さい。
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