札幌市内でも有数の観光名所となっている羊ヶ丘展望台。クラーク博士像の後ろに広がる石狩平野と札幌中心部を望む眺めは最高です。でも、なぜクラーク博士像は羊ヶ丘展望台にあるのでしょうか?
そもそもこの辺りの羊ヶ丘地区が観光地化したのは戦前のことです。農林試験場が設置された大正13年頃は千数百頭もの羊が飼育されており、また眺望も良いためこの地域を見学する観光客がたくさん訪れるようになりました。多くの観光客が訪れても本来の目的である研究活動に影響がないよう、展望台がつくられたそうです。
クラーク博士の銅像が建立されたのは1976年のこと。北大構内にクラーク博士の胸像がありましたが、観光バスが北大構内に入ることは、研究活動に支障をきたすとのことで禁止されていました。クラーク博士は北海道開拓のシンボルであり、フロンティアスピリッツの象徴。クラーク博士像を全国の人に見てもらいたいと考えた札幌観光協会は、クラーク博士来道100年、アメリカ合衆国建国200年に合わせて銅像を建立したのです。
さっぽろ羊ヶ丘展望台では「大志の誓い」を永久保存してくれます(1枚100円)。大切な夢、大きな目標を「大志の誓い」の用紙にしたため、何年か後、あるいは何十年か後に羊ヶ丘展望台を再訪した時、自分が誓ったその「大志」に出会うことができるのです。
不安定な現代こそ、道産子のDNAであるフロンティスピリッツを奮起させる時なのかもしれません。雄大な景色の中、クラーク博士の「Boys be ambitious」という言葉に思いを馳せ、大志を誓ってみてはいかがでしょうか?
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※この情報は2012年9月20日時点のものです。事前にお問い合わせ先で最新の情報をご確認の上、お出かけください。お問い合わせの際には「びもーるを見た」とお伝え下さい。
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