そろそろ、雪も降り始め本格的な冬を迎えそうですね。
今回はちょっと寂しげな晩秋の時期、散歩がてら北海道を開拓した先人の歴史を学びながらゆっくりと休日を過ごしてみました。
訪れたのは厚別区の野幌森林公園の中にある北海道開拓の村です。
子供の頃は何度か訪れたこともありますが、大人になってからは初めてです。
ご存知の方も多いですが、ここは広大な敷地に、明治から昭和初期までの歴史的建造物がテーマパークのように立ち並び、開拓時代の暮らしや歴史を体感できるユニークな施設です。
単なる見学だけでなく、ボランティアの方々に案内をしてもらったり、伝統的な遊具やお菓子を一緒に作ったりと様々な体験ができます。
四季折々に楽しみ方はありますが紅葉の美しい村内で私はもっぱら写真を撮りながら広い敷地をめぐりました。
(入場料:一般 800円、大学生・高校生 600円、中学生以下・65歳以上 無料)
旧開拓使の本庁
威風堂々とした風格の開拓使本庁舎や石造りの重厚な新聞社や旅館など、多くの歴史的な建物が立ち並びます。
傾斜の急な屋根の理髪店もあったので店内を覗くと、髭を剃っている人形が昔の生活を再現していています。
他に人がいなかったのでちょっとドキッとしてしまいました。
ノスタルジーを感じさせる床屋
特に開拓時代を偲ばせる代表的な風景のひとつに村の中央を走る馬車鉄道があります。
町並みの写真を撮っていると後方から馬のひづめの音が聞こえたので振り返ると白い馬の姿が見えました。
これは是非、乗ってみたいですよね。
ちなみに、乗車料金は15歳以上250円、3~14歳まで100円、3歳未満は無料です。
村の中央を走る馬車鉄道
開拓の村では1年を通して多種多様な体験もできるのが魅力です。
伝統的な遊具づくりや、紙すきで年賀状やクリスマスカードを作ったり、あるいは万華鏡を作ったりと本当にたくさんの体験メニューが用意されています。
興味のある方は是非、公式サイトで詳細を確認してみてはいかがでしょう。
私は新聞社の建物の中にあった明治時代から使われる手フート印刷機の実演を見学しました。
手フート印刷とは小型の手動式活版印刷機の事で、ボランティアの方に実演をしていただけます。
名刺やはがきの印刷も実演してもらえるんですよ。
今はパソコンで当たり前のように印刷できますが、鉛の活字を組み合わせて出来上がった名刺は何だか温かみを感じますよね。
紙フート印刷機で作ったハガキと名刺
それにしても広い敷地内にはたくさんの施設があります。
面積は54ヘクタール、建物は50棟以上もあり、気がつくと2時間以上が過ぎていました。
すべての建物の中に入り展示物を見学すると、たぶん半日はかかりそうです。
日の沈む前に村を出て、森林公園に立つモニュメント「北海道百年記念塔」を横目に見ながら帰り道を急ぎました。
今日はいい運動になりました。
高さ100メートルの記念塔
※この情報は2016年12月7日時点のものです。事前にお問い合わせ先で最新の情報をご確認の上、お出かけください。お問い合わせの際には「びもーるを見た」とお伝え下さい。
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このページは「晩春の野幌森林公園 開拓の歴史を学ぶ一日 北海道開拓の村」に関する情報ページです。
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